カテゴリー:成形不良対策

糸引き(ストリングス)による問題
可塑化後、ユニットが金型から後退する際、ノズル先端から溶けた樹脂が糸状に伸びる現象を言う。糸引きした樹脂は、次ショットの際に金型を傷つけたり、製品に付着し外観不良を起こす場合がある。
【解決策】シャットオフノズルで対応
ニードルで確実にシャットするため、糸引きをほぼ抑制できる。ただし、スプルーブッシュ(金型)内の樹脂が原因の場合、より積極的なスプルーブッシュの冷却を必要とする。
サックバックが不要となることで、糸引きのみならず、ハナタレやコールドスラグの防止、シルバーや樹脂焼けの防止、タクトタイムの短縮にも繋がる。

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