【FluClean 】フルクリーンの原理

(フルクリーン) 流動層洗浄炉は、付着樹脂をガス化することにより、合成繊維ノズルやシャットオフノズル等を短時間に高いレベルで洗浄します。
AFRシリーズ、AFCシリーズ他製品
(Advanced Fluid Technology Inc.社製品)

フルクリーンは、高温のアルミナ流動層を応用した画期的な熱洗浄炉です。流動層とは、一定の圧力の空気によって作られ、水流のように淀みなく流動するアルミナ粒子を意味します。理想的な洗浄品質を実現するためには、この均一で均質な流動特性を維持することが最も重要となります。
それを達成するためには、炉内のいずれの場所においても圧力および温度を常に一定に保持しなければなりません。

レトルト内のアルミナ粒子は、レトルト外周に設置された電気ヒーターで加熱されます。同時に下部から空気を吹き込み、粉体を撹拌し流動層化します。また吹き込まれた空気は熱風となり炉内の隅々まで行き渡ります。それに触れた樹脂を瞬時にガス化し、装置外に排出します。
粉体は毎分約600-800 mmの速度でゆっくり動き、熱媒体としてのみ使用されます。そのため処理品に損傷を与えることはありません。

処理温度は、樹脂の種類に合わせ420度から520度の範囲で設定されます。昇温開始後、レトルト内部が設定温度に達したことを確認し、処理品がセットされたバスケットをレトルト内に納めます。これで洗浄サイクルがスタートします。

洗浄サイクル中、排出ガスにわずかなアルミナ粉体が含まれます。これは排出ガスと共にレトルトから排出されますが、サイクロンで回収できる
ので、再利用することが可能です。

本体のサイズは、処理物の大きさ、形状、処理量、付着樹脂量により決まります。そのため、事前に充分な検討を行う必要があります。

    

染料や添加物といった無機物は、流動層の表面に微粉となって浮いてきます。それらは排出ガスと共に排出され、槽内をクリーンに保ちます。よって、レトルト内には何も残存せず、アルミナ粉体は常にクリーンな状態に保たれます。アルミナ粉体の粒径は、処理物の内径と形により選択します。場合によってはクオーツサンドを熱媒体として使用する場合もあります。

 

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