無電解ニッケルメッキ

無電解ニッケルメッキとは

メッキ2電気メッキと異なり、電気を一切使用せずに、素材をメッキ液に含浸することで皮膜を得るメッキ方法です。無電解ニッケルメッキは膜厚のバラツキが少なく、複雑な製品形状に対しても均一に仕上げることができます。

御客様のご要望に迅速に対応いたします。短納期、少量生産、特殊素材への表面処理、メッキ加工など、あらゆることをお気軽にご相談ください。高精度な技術で様々なニーズにお応えいたします。
※国内最大級の無電解ニッケルめっき槽にて対応可能です。

皮膜の特性

  1. 膜厚均一性に優れ、複雑な形状にも対応
  2. 耐食性・耐摩耗性に優れる
  3. 燐含有量の多いものは非晶質、非磁性
  4. 電気めっきより遙かに優れた低摩擦抵抗
  5. 電気めっきより良好な密着性、鉄の表面酸化によるスケールの発生を防止
  6. 軟鋼上の接着力が極めて良好
  7. はんだ付け可能
  8. 皮膜の厚さは自由,膜厚の誤差は5~10%以内
  9. 純ニッケルより高い電気抵抗

 

皮膜の構成

メッキ1

色調 銀灰色
密度 7.8 g/cm3~7.9 g/cm3
硬度(メッキ後) 450HV~550HV
硬度(熱処理後400℃) 1000HV
融点 890℃
電気抵抗 60μΩ/㎝

メッキ3

成分組成 wt%
ニッケル(Ni) 90%~92%
リン(P) 8%~10%
炭素(C) 0.04%
窒素(N) 0.005%
水素(H) 0.0016%

用途

用途 応用部品 使用目的
化学機械工業 反応槽、輸送管、ポンプ、バルブ、パイプ内部、ギヤー、ノズル 耐食、耐摩耗
電気電子工業 シャフト、ICヘッダー、リードフレーム、ディスク、接点、チップ抵抗器、セラミック電素子の電極、コネクターなど ハンダ付け、耐食、導電性
自動車工業 ピストン、軸、弁、シリンダー、変速機、ブレーキ部品 耐食、硬さ、精密性、耐摩耗
精密機器工業 時計部品、カメラ部品、ミシン部品、電子顕微鏡の部品 耐食、非磁性、硬さ
その他 金型、事務機、船舶、航空、原子力の部品など 耐食、耐摩耗、硬さ、他